数学を楽しもう!

「数学が好きですか?」と尋ねると、ほとんどの学生さんから「数学は好きじゃない」「全く面白くない」「数学なんて勉強して何の役に立つの?」などと否定的な返事が返ってきます。本当に数学は面白くないのでしょうか?

超難関中学や高校入試が終わると、ネット上に数学〇番の問題をどう解いたかという書き込みが殺到します。独力で難問が解けて嬉しかったということがそれを見ていると伝わってきます。誰でも難問が解けると嬉しいでしょう。それが、以前に解けなかった難しい問題であれば、なおさら人にも自慢したくなるでしょう。

数学が嫌いな皆さん、まず「数学は面白くない、嫌いだ」という先入観を捨てましょう。そして、今まで解けなかった問題に再度チャレンジしてみましょう。試行錯誤して自分で解く喜びを体感しましょう。頑張れば数学クイズを解いているような感覚になるでしょう。さあ、解いてみましょう。

問題集の問題を解いていく際は、解ける問題は省略して、間違えた問題や、解けなかった問題を中心にしても良いです。以前解けなかった問題は、与えられた条件で使っていないものはありませんか。考え方を変えても分からなかったら、よく似た問題を解いてみましょう。全く分からない問題は、まず何度も問題を読み直し、どう解いていくのかシナリオを考えてみましょう。色々な問題からヒントをもらっても解けない時は最後に解答を参考にするのも一つの方法です。そして、解くことができるようになれば、解くための武器を一つ身に付けたということです。難しいクイズはそう簡単には解けません。だから面白いのです。解ければ喜びも最高です。

さあ、解いてみましょう。